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住まいに表出するジェンダー

 不動産会社やハウスメーカーの皆さん、「奥様の為にもキッチンは高品質なものにしませんか」、「奥様の負担を軽減できる間取りですよ」といった類いの営業トークはもうや

立地適正化計画をご存知でしょうか

 下関市において、令和2年3月2日より立地適正化計画に基づく届け出制度が始まります。ほとんどの方はご存知ないと思いますので、制度の概要をお知らせしたいと思います

防災に取り組む理由 エンパシーの時代

 永く住み続けられる価値ある住まいを実現するために、弊社「IMPLE HOUSE」事業では防災について考えてきました。そのなかで見えてきたのは、地域によって防災

屋根の役割を考える

 最近すっきりしない天候が続いていますが、住宅の屋根について考えてみたいと思います。家の絵を描いてくださいと言われると、多くの方はまず三角屋根を描かれるのではな

繁栄からこぼれ落ちたもうひとつのアメリカ

 【「繁栄からこぼれ落ちたもうひとつのアメリカ」 著者:デール・マハリッジ 写真:マイケル・ウィリアムソン 訳者:ラッセル秀子 発行:ダイヤモンド社】 &nbs

今里隆 屋根の日本建築

 【「屋根の日本建築」 著者:今里隆 発行:NHK出版】    徳勝龍の初優勝に沸いた大相撲初場所。その舞台となった両国国技館の設計者である今里隆さん

第4回 官民合同会議 in 博多 防災科学技術研究所

 先日、防災科学技術研究所主催の「第4回 官民合同会議 in 博多」に参加してきました。残念ながら仕事の関係で途中退席してしまったのですが、国の防災情報研究の現

グローバリゼーションが招いた社会の分断

 今年2020年は、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙など世界が大きく変動する年となります。なぜイギリスはEU離脱を決断したのか、なぜアメリカはトランプ大統

リロケーションダメージ 住み続けられる住まいを目指して

 災害によって住まいを失い、避難所から仮設住宅、そして災害公営住宅へと何回も引越しをせざるを得ない方。また家族に迷惑をかけたくないからとの理由で、住み慣れた住ま

市場原理主義に翻弄される住宅問題

 2020年1月からドイツの首都ベルリンで、民間の賃貸住宅の家賃について5年間値上げを禁止するようです。今朝の朝日新聞の記事では、不動産業界から「社会主義への逆