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阪神・淡路大震災の教訓 奪われた時間を考える

 阪神・淡路大震災の発災から今日で28年。この28年間だけでも、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震と、震度7の地震が日本各地で起こってい

人を殺す家を放置する住宅政策の欠陥 生命の尊厳と住まい

 消費者庁のHPに「生命・身体にかかわる危険」に関するお知らせが掲載されていますが、そこに「年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう! – 浴

学ぶことの意味 批判を忘れた現代人に問う政教分離

 科学技術を含む学問は、おそよ批判を通して進歩してきました。進歩することを是としない立場があるとすれば、批判は邪魔なものでしかありません。批判する立場の人を非難

お願いする側とされる側 言葉の持つ重み

 お願いとは。依頼、要求、要請、要望など、お願いする側とされる側の関係性によって全く意味が違ってくる難しい表現です。    子どもが親にクリスマスプレ

住まいは文化 住まい政策に欠けるもの

 人の繋がりと営みが生み出すものが文化です。共通の価値観とそれに基づく人々の生活様式によって物質的、または思考的に形づくられます。独善的なものは文化ではありませ

「非正規」という呪文 資本主義経済の理想と現実

 小売店などで大量発注の見返りとして商品単価を大幅に下げ、特売セールの目玉商品とするような話はよく耳します。逆に希少性を売りにする商品は数が少ないため割高で売ら