ブログ

住まいへの課税 固定資産税は公平な税制と言えるのか

 昨日9月30日に令和2年都道府県地価調査が公表されました。公的機関が公表する土地の価格には、公示地価、基準地価、路線価の3種類がありますが、そのうちの基準地価

不況は住まいのかたちを変化させる

 新しい生活様式やニューノーマルなどの喧伝は、コロナ禍による世界的大恐慌時代へ突入しているという現状をオブラートに包んだ表現だと感じます。もう今までの生活が出来

改正建築物省エネ法 地球温暖化対策とは

 パリ協定を踏まえた地球温暖化対策のために、住宅の断熱性能や気密性を向上させエネルギー消費量を削減しようと、改正建築物省エネ法が公布されたのは昨年2019年5月

公的な既存建物評価システム構築の必要性

 中古住宅市場において流通促進を妨げる要因は、不動産屋と消費者との間にある情報の非対称性です。日常業務として不動産を扱う不動産屋と、不動産取引が一生に一度あるか

住宅火災に備える グルニエやロフトの功罪

 小屋裏空間を有効活用するグルニエや狭いアパートの床面積対策のロフトなどがなくならないところを見ると、どうやら自分の家が火事になると思っている人はあまりいないよ

居住権を保障する社会政策の必要性

 令和元年10~12月期の実質国内総生産がマイナス成長となった要因は、消費税増税による個人消費の想定を超える落ち込みでした。そんな低迷する経済状況に追い打ちをか

令和2年地価公示の示すもの

 昨日3月18日令和2年地価公示が発表されました。下関市においては新下関エリアの地価上昇が目立ちます。新下関エリアは近年、大型商業施設の集客力が大きい上に、宅地

中古住宅流通市場活性化への長い道のり

 安心R住宅とインスペクション(既存住宅状況調査)。この中古住宅の流通における消費者の不安を解消するための制度が始まって、もうすぐ2年を迎えようとしています。弊

馴染む

 「馴染む」という言葉にどのような印象をお持ちでしょうか。「幼なじみ」、「昔なじみ」、「おなじみ」、「顔なじみ」、「なじみのお店」など、往々にして自己と他者との