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全宅連安心R住宅の事業者登録

 この度、弊社は全宅連安心R住宅の事業者(特定構成員)として登録されました。平成30年10月22日現在、全国の宅建業者の中で弊社を含む5社が登録されています。現在、山口県内では弊社のみです。

 

 そもそも全宅連とは何か、という点からご説明いたします。正式名称を「公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会」と言い、全国で約12万業者余ある不動産業者の約80%が加入している47都道府県の宅地建物取引業協会の全国組織です。不動産取引における消費者保護と不動産業界の健全な発展のために設立された組織で、ハトマークをシンボルとして掲げています。

 次に「安心R住宅」とは何かをご説明いたします。空き家問題が社会問題として認識される現在、「不安」・「汚い」・「わからない」といった「中古住宅」のイメージを払拭し、より安全で安心な既存住宅の流通が促進されるよう国土交通省がスタートした制度を「特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)」と言います。その制度の中で事業者団体が、耐震性があり、綺麗にリフォームされ、点検記録等の情報が開示される等の一定の基準を満たした既存住宅に対して「安心R住宅」の標章(ロゴマーク)を使用することを許諾します。そして消費者が「住みたい」「買いたい」と思える既存住宅を選択出来るようにするものが「安心R住宅」です。

 

 現在、全宅連を含め8つの事業者団体が特定既存住宅情報提供事業者団体として登録されています。その中でも全宅連は、「安心R住宅」の標章の使用を認められる住宅の条件に、独自の基準を設けています。例えば、「既存住宅売買瑕疵保険(宅建業者売主用)の検査基準に適合し、当該保険に加入すること」を要件の一つとしています。国土交通省が定める規定では、保険に加入することまでは要件となっていませんが、消費者への安全・安心な既存住宅の提供をより確実なものとするため、既存住宅売買瑕疵保険(宅建業者売主用)の加入を必須条件にしています。

 

 今後、弊社の「IMPLE HOUSE」に、「安心R住宅」の標章を使用出来るように手続きを進めていきます。まだ全国の宅建業者約10万事業者の中で登録された事業者はたった5社だけの先進事業ですが、弊社の経営理念でもある「不動産の適正価格による取引の推進」にも大きく影響する「全宅連安心R住宅」を一人でも多くに方に届けたいと考えます。     H.30.10.22