会場:下関市大坪本町31番20号 「中古住宅 大坪本町 3,200万円」
開催日時:令和1年11月2日(土)~4日(月) 11時~17時
今週末3連休11時より、大坪本町でオープンハウスを開催致します。おそらく何年も住んで頂いてはじめて気付くような、そしてこのお家にしてよかったと思っていただけるような設計デザインがさりげなく散りばめられたお家です。
例えば、2か所設けた勝手口にご注目ください。まずキッチンにある勝手口。ゴミ箱をキッチンのすぐ外に置いておけるので、ゴミ出し作業が効率的になります。もちろん差し掛けの屋根があるので雨に濡れる心配もありません。普通はこれだけで十分ですが、このお家はもうひとつ洗面室にも勝手口を設けています。こちらは洗濯物干し動線としてや、庭仕事で汗だくになったり部活動で泥んこになったりしてすぐにお風呂に入りたい場面でとても重宝します。そしてこのお家の特徴でもある立派な離れから最短距離でトイレへいけるようにもなっています。
2か所といえばトイレもそうです。1階の階段横のトイレは、2階とLDKへの動線上にあるご家族とゲストの両方に対応する配置です。そしてもうひとつのトイレを広い洗面室に新設したのがこのお家の特色です。まず、お風呂とつながる空間にある点。お風呂に入る前にトイレへ行くケースも多いと思います。距離が近いとうっかり忘れても楽ですし、実は洗面室にはエアコン用電源を配線しており、エアコンを設置すれば寒い季節にはお風呂もトイレも暖められヒートショック対策に有効です。もちろん暑い季節はクーラーでお風呂上りもさっぱり。ちなみに洗面室にエアコン設置を想定したのは、雨の日や夜間に洗濯物を室内干しする事が出来るようにする為でもあります。更に和室を介護室として利用する場合を想定して、トイレと寝室が最短距離となるようにも設計しています。開口が引き戸で広めのスペースが取れているので介助者も介護がしやすいトイレになっています。和室は広縁の掃き出し窓を介護用の出入り口として利用するれば、送迎車両とのアクセスも良い場所になります。
玄関のスロープや様々な場所に取り付けた手すりだけでなく、車椅子でも通りやすい廊下幅の確保や、お風呂の開口を引き戸とし介助しやすい洗い場の向きにするなど、段差を解消するだけではないバリアフリーの思想を細部にまで盛り込んでいます。耐震性能も評点1.5を超える強度まで補強し、感震ブレーカーや連動式火災警報器を採用するなど、万が一の場合も想定したこだわりの構造と仕様となっています。ちなみに460ℓもある貯湯タンクは、災害で断水となった際に非常用の生活用水として利用できます。
如何でしょうか。数々のお家を見てきた経験と建築だけではない様々な視点を持つことで得られた知識、そして設計や施工にかかわる多くのパートナーとの協力関係のもと、理想の住まいを追求して完成させた大坪本町の「IMPLE HOUSE」。もちろん上記以外の部分にもお伝えしたいこだわりが満載です。従来の中古住宅の概念を覆す唯一無二の仕上がりを、ぜひこの機会にご覧頂きたいと思います。 R.01.10.30