会場：下関市大坪本町31番20号　「中古住宅　大坪本町　3,330万円」

開催日時：令和1年7月27日（土）、28日（日）　13時～17時

　今週末の土日の13時より、大坪本町でオープンハウスを開催致します。

　価値ある住まいを後世に残すために始めた弊社の買取再販事業「IMPLE　HOUSE」。その第3弾であるこの物件は、「防災と福祉」の理念を設計に込めた再生住宅です。

　再生住宅とはもちろん中古住宅のことです。中古住宅には残念ながら価値の無いものもあります。もともとローコストで建てられた安普請の家は古くなってメンテナンスの施しようのない状態となるケースが多々あります。その一方、建主の想いと職人の技術が込められた価値ある住宅も存在します。その様な家にとって時間は歴史です。歴史は文化の源となります。スクラップ＆ビルドを繰り返す社会に文化が根付く余地はありません。

　経済の発展と反比例してしまう住まい文化の時代は終わりにしましょう。建物の築年数だけで家の査定をする不動産システムは住まい文化の破壊者です。価値ある住まいの価値を正しく理解すること。30年、50年、100年と続く歴史が価値として正当に評価される住まい。それこそが「IMPLE　HOUSE」が目指す理想の住まいです。

　そしてその理想の住まいは市井の人の暮らしに根差すものでなければなりません。人々の生活を豊かにしてこそ住まいはその役割を果たすこととなり、引き継がれる存在となります。そのためには超高齢化、少子化、地球温暖化による異常気象、地震などの多発する自然災害といった現代社会の問題とも向き合う必要があります。だからこそ「防災と福祉」を念頭にこの住まいをリノベーションしました。

　問題を解決しきれていない部分もあると思いますが、作り手の想いと技術が未来につながる住まいになっていると確信しています。新しい時代に相応しい再生住宅を是非この機会に現地でご覧ください。　　　　　R.01.07.22