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中古住宅検索条件に見る世論の変化

 中古住宅を探す際、多くの方は不動産のポータルサイトを利用すると思います。ご自身の希望の条件を入力する事で気軽に物件情報を比較検討する事が出来る便利なツールとして浸透しています。

 

 その希望条件入力の中に築年数の項目がありますが、スーモだけが「築何年以上」という項目を採用しています。数年前までは「築年が新しい事」が物件探しのポイントと考えられていましたので、「築何年未満」という条件項目だけで十分でした。しかしリフォームやリノベーションが進化してきた現在は、中古住宅にたいする世論が変化しています。「築年が新しい事」以外の魅力を中古住宅に見出す方が増えているのです。

 

 残念ながら現在はスーモ以外にこの条件項目を採用しているポータルサイトは見当たりません。住まいの良し悪しを決めるポイントは「築年が新しい事」ではないという今の世論に、他のポータルサイトも早く気付いてほしいものです。     H.30.11.20